「プレイアビリティ」の版間の差分
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Ochaochaocha3 (トーク | 投稿記録) (ページの作成:「* 綴り:play ability TRPGに置いては、(おもにルール的な)遊びやすさの意味で使用されている。 シミュレーション的に精密さ...」) |
(相違点なし)
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2014年12月28日 (日) 18:00時点における最新版
- 綴り:play ability
TRPGに置いては、(おもにルール的な)遊びやすさの意味で使用されている。
シミュレーション的に精密さを追い求めたり、ゲーム的複雑さを作り込もうとすると、どうしてもゲームシステムが複雑で行為判定などに手間がかかるようなルールにしてしまいがちであるが、ゲームの中核的な部分以外を複雑にしても遊びにくくなる。また、詳細な設定を用意してしまうと必要になる初期情報を把握するのが困難になるばかりでなく、検索・記憶上の問題を引き起こしたり、設定の矛盾を回避しにくくなったり、新たな設定を作りにくくなったりして遊びにくくなることがある。
むろん継続して遊びつづけるには複雑な判定や充実したデータがあるにこしたことはない。とっかかりやすくなるように最低限遊べる基本ルールを抽出しておいたり、膨大な設定のなかの必要な部分だけを抜き出して、それだけで遊べるように整備したりしておくという手法もあるが、デザイナーとしては簡明で奥の深いシステムを組み上げるという根本的な解決策を目指したいところである。